工事やメンテナンスで長年お付き合いをさせていただいている猪名川町のゆうあいセンター 様コミュニティドーム表層修繕工事を今年は行わせていただくことになりました。
ドーム内のクレイコートということもあり経年の湿気のこもりや使用の際の踏み固めで非常に硬い土になっていました。今回は当社のGR工法とソイルプロテクトアジテイト工法により修繕させていただきました。
まずは既設のラインテープを人力にて撤去します。人力作業でラインテープと釘を撤去するのは大変ですが、機械で行うと釘が残ってしまうので丁寧に作業します。ラインテープの撤去を終えると、テーラーアタッチメントで土の掻きほぐしに入ります。掻きほぐした後は、一度ワイドタイヤローラーにて転圧し、GPS付レーザーブルドーザーで勾配修正をします。再びワイドタイヤローラーで転圧を行い、専用散布機スプリンクルスプレッだーにてソイルプロテクトをコート全面に均一に散布。
先ほど散布したソイルプロテクトと表層土をテーラーアタッチメントで攪拌混合します。混合された土はワイドタイヤローラーで転圧、GPS付レーザーブルドーザーでさらなる勾配修正と仕上げ転圧を施してカンナカッターアタッチメントとグラウンドマットで表面仕上げを行います。
このような小さなコート1面でも当社は一切妥協せず、確実にひとつひとつの工程を経て高品質なグラウンドを作り上げていきます。これがスポーツ施設建設の専門業者の仕事なのです。新しいラインテープを設置し、表面に化粧砂を散布して修繕工事が完成しました。
土の色、柔らかさは着手前と比べ物にならないほど素晴らしいコンディションになりました。固いグラウンドや水はけの悪いグラウンドなどでお困りの際は専門業者の青野スポーツ施設までご相談ください。
施工手順
現場名:ゆうあいセンタードームコート(兵庫県猪名川町)
採用工法:GR工法・ソイルプロテクトアジテイト工法