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放っておくと危ない?ハードコートの“よくある劣化”とは

学校や公共施設、民間のスポーツクラブなどでよく使われているハードコート(テニスコート・バスケットコートなど)は、丈夫に見えて実はとても繊細な構造です。
以下のような症状、見覚えはありませんか?

  • 表面にできた「ひび割れ」
  • 水が引かない「水たまり」
  • 表面の「剥がれ」や「色あせ」
  • なんとなく「滑りやすい」気がする
  • ラインが「消えかけている」

これらの多くは、紫外線・雨風・経年劣化・排水不良などによって少しずつ進行する“ハードコートの老化”です。
そして、放置すればするほど、修繕費は高額になっていきます。

なぜ今、部分補修が選ばれているのか?

全面改修となれば、工期・コスト・使えない期間もすべて大きくなります。
しかし、実は多くのケースで、まだ「全面」まで傷んでいない状態での**“部分補修”で十分に対処可能**です。

  • ひび割れ(クラック)の補修だけ
  • 剥がれた表面の再塗装
  • ラインの再塗り・視認性アップ
  • 滑りやすくなった場所の再コート
  • 水たまり箇所の勾配調整・排水処理

部分補修なら、短期間・低コストで安全なプレー環境を維持できます。

「まだ使える」は要注意。小さな劣化のサインを見逃さないで

「今はまだ使えるから…」そんな声をよく聞きますが、ひび割れは雨水の侵入につながり、やがて内部から劣化を広げます。
滑りやすい場所は、転倒・捻挫などの事故を招きかねません。気づいたときが、補修のベストタイミングです。早めの対処が、未来のコストを大きく抑えます。

診断・現地調査 承ります

ソイルリサイクル工業では、フィールド・ドクター診断を行っております。
長年にわたり、各地の学校・自治体・民間施設のハードコート整備・補修を手がけてまいりました。

主な症状と原因

テニスコート表面の剥がれ
原因→ 紫外線や雨風による劣化(経年劣化)・施工不良(接着不良)・水はけが悪く、水たまりによる浸食。

色あせ・変色
原因→ 日照(紫外線)や雨水、汚れによる表面の劣化・塗料の質の問題、経年使用。

滑りやすくなる
原因→ 藻・コケの発生(特に水はけが悪い場所)・表面コート材の摩耗。

水たまり・排水不良
原因→ 不適切な勾配設計・地盤の沈下や施工ミス・排水口のつまりや老朽化

路面の凹凸・デコボコ
原因→ 凍結と融解による膨張と収縮(寒冷地)・地盤沈下や不均一な下地施工

コート表面のざらつき/ツルツル
原因→ トップコート材の摩耗・施工後長期間未補修による劣化

ラインのはがれ・消えかけ
原因→ 表面劣化により塗料が密着しにくくなる・頻繁な使用による摩耗

異臭・カビ
原因→ 通気不良や排水不良で湿気がこもる・清掃不十分なまま雨が続く

  • 現地確認・劣化診断
  • ご予算・使用頻度に合わせた補修提案
  • 自社機材・自社施工による安心・高品質対応

ご相談だけでも歓迎です。まずはお気軽にお問い合わせください。

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