土質の悪い園庭を良好な真砂土舗装に改修
京阪電鉄「丹波橋」駅の近くにある京都教育大学附属幼稚園の園庭改修工事を行いました。園庭には樹齢100年の大きなイチョウの木が立っており、幼稚園のシンボルツリーとなっています。園庭の周りには昨年回収されたばかりの園舎がL字型に建っていますが、その園舎の改修工事の後から、園庭に石が目立つようになったとのことです。園児さんが転んで頭を打ち、石で怪我をされたことから、このままでは危ないと、園庭の改修工事に決まったそうです。
園庭への通用門は隣接する附属中学校の中にあり、工事車両の通行は中学校の敷地を通らなければいけません。中学校は夏休み期間中でしたが、クラブ活動の登下校がありましたので、残土の搬出、砕石・真砂土の搬入時に生徒さんとの接触事故があってはいけないので、万全の警備体制で工事に臨みました。また、園庭への入口が狭く、ダンプカーの通行の際に幼稚園の設備を壊さないよう細心の注意を払って作業いたしました。
園庭工事は現況土を20cmの厚みで鋤き取り、現状よりも20cm下に土台となる基盤を形成しました。基盤の上に10cmの厚みで砕石路盤を形成し、さらにその上10cmの厚みで真砂土の表層を作りました。これにより古い土の層は一掃され新しい砕石と真砂土に入れ替わりました。その結果、着工前は多くの雑草で覆われていた園庭も雑草のない綺麗な園庭になりました。
園庭の水はけも、最適勾配で設計し雨水がきれいにはけるようになりましたので、雨上がりの数時間後には使用可能な状況になるほど改善されました。改修工事の目的であった石の無い、少々転んでも大丈夫な園庭に生まれ変わることができました。
私たちは「安全で安心して使用できるスポーツ施設をご提供する」という使命を持って日本全国の様々な施設の工事に携わらせていただいています。園庭、グラウンドのあらゆる症状を解消する改修工事にはソイルリサイクル工業までご相談ください。
現場名:京都教育大附属幼稚園(京都市伏見区)
採用工法:真砂土舗装工法